ラ.フォル.ジュルネ 2013 [コンサートなど]
5月4日
この日は、ラ.フォル.ジュルネ(熱狂の日)を聴きにいくため東京国際フォーラムへ。フランスのナントで始まり、東京開催は次回が10周年だそうだ。クラシック音楽の敷居を低くし、いろいろなコンサートが比較的安価で聞くことができ、0歳からや6歳といった子連れのお母さんも気軽にコンサートに行けるのがいいところで、有料のコンサート以外でも地上広場や丸の内付近のビルで、無料のコンサートも行われていて、1日行っても楽しめる。
今年のテーマは「パリ」。フランスとスペインに関連したプログラムが演奏される。
今年から、個人の協賛者を募っている。チケットの売れ行きは結構好調なのだが、それでもかなりの赤字が出て、企業による寄付や東京国際フォーラムの持ち出しで成り立っているらしいが、安定的な財政基盤と(おそらく)固定的なファン獲得の意図もあって、このような個人寄付を募っているのだろう。私もこの音楽祭が大好きだし、声楽志望の娘が将来食いっぱくれないためにも、このようなイベントは重要だと思っているので、少額ではあるが寄付した。あんまり見返りを求めるものではないが、ここに名前(ハンドルネームただしぺんちいたではない)が記載されるのと、7階にあるラウンジのようなところに出はいりできる権利が与えられる。ラウンジはフリードリンクである。1日ずっといると結構疲れるので、コンサートの間隔が空いたときなどはいいかもしれない。1回だけ利用させていただいた。
会場の外にはたくさんのフードカー。いつも見てもテーブルはいっぱいで、たぶん1日中ワインを飲みながらキオスクステージの無料のコンサートを楽しんでいる人もいるのだろう。
私は、上の写真の屋台でローストビーフやチキンの燻製を赤ワインと。食べたのは人工石の上だけど。
これがキオスクステージ。フルートの演奏や、渋さ知らズのパフォーマンスがなかなか。
この日は、ギターの村治佳織さんの出演する「ある貴紳のための幻想曲」のあるプログラムとその日最終の「魔法使いの弟子」(映画ファンタジアのほうきが出てくるやつ)、ラベルの「左手のためのピアノ協奏曲」、「ボレロ」の2本を聴いた。村治さんは素敵なギターでした。ラベルの「左手のためのピアノ協奏曲」はベレゾフスキーさんは凄いの一言。ボレロは、パーランドのライブドローイングのパファオーマンスがあって、面白かった。演奏もホルンがちょっとパフォっていっちゃたけど、いい演奏だったと思う。
10周年の来年が楽しみ。