ケータイ国盗り合戦 関西編

8月12日

この日は、関西のクライアントへ出張。予定では4時ごろに終わりそうだったが、この際夏休みの時期でもあり、出張後自腹で一泊して、そのまま13日は夏休みにして関西を制覇する計画。

仕事は、予定どおり4時ごろ終わったのでそのまま上本町のダイワロイネットホテルへ。ここは7月にオープンしたらしく、まだ新築のにおいだった。

とりあえず、今日は前回高野山行きでケータイを忘れて盗り逃した橋本・高野山から。今回は「スルッと関西ツーデーパスを東京から購入していった。これは、2日間関西の私鉄やバスが乗り放題で３８００円というお得な切符なのだが、関西以外でしか購入できない。そこで、会社近くのローソンで前日購入したものである。いったい何をしているのだろう。だが、これでこの2日間はお金を気にせず電車に乗れる。

とりあえず、近鉄で上本町から難波へ。ここで、つい2週間前に乗ったばかりの南海高野線へ。ちょうど橋本行きの特急が発車するところだったので、座席指定をして飛び乗った。これで500円の出費。だが全車指定席だし、時間もないのでやむをえない。で、橋本到着。この間八尾・松原と富田林・長野もｇｅｔ。問題は次である。前回は和歌山へ行くため、高野山からの帰りはJR和歌山線で和歌山に向かったが、今回の次の目標は、奈良県の五條である。ＪＲはスルっと関西2DAYがつかえないので、なるべく私鉄にのりたいところだが、五條をとるのに近鉄に乗るためには一度もどらなければならない。やむをえず和歌山線を選択し、五條行きの切符を買う。五條まではそれほどかからないが、電車が30分から1時間に一本である。しかも、駅のアナウンスでは「置石のため遅延」とのことである。前回乗ったときは久々に電車で座り込む女子高生を目撃したのだが、今度は「置石」である。本当にすごいところだ。



30分ぐらい橋本で待って、10分ぐらい乗車して五條の駅へ。本当はもっと先まで行きたかったけど、ここが終点だからしかたがない。この町は、私の部下Aの実家があるところである。なので、話には聞いていたが、まったくそのとおりだった。ここでも、40分ぐらい次の電車まで時間をつぶし、2駅乗って近鉄線へ。

近鉄で、奈良をめざそうと思っていた。奈良自体は以前出張で行ったので国盗り済みであるが、ご飯をたべようと思ったのと、難所の「柳生」を制覇しようと思ったのである。また、近鉄でこのまま奈良までいけば、天理と橿原・桜井がとれる。しかし、柳生は関西本線で近くまではいけるものの、下手をすると「笠置」の駅から歩いて国盗りをしなければならない可能性があり、関西本線の終電が近い中ではホテルまで帰りつけるかどうかあやしかったので、柳生はあきらめ、近鉄大阪線で「宇陀」を盗ることに。

柳生をあきらめた分予定より大阪に早く帰ってきたので、京阪に乗って大阪で残っていた「寝屋川・守口」と「枚方」を制圧。12時前ぐらいにホテルに帰還。

翌日は、神戸で残っていた「有馬」と京都方面を目指す。7時すぎに阪神の尼崎行きへ。休日の比較的早い時間なのに満員電車なみに混んでいて不思議に思ったが、みんな「甲子園」にいくのだった。せかっくいい時間に甲子園の近くまで行ったのだが、私は高校生のクラブ活動には興味があまりないので素通り。姫路行きの特急なので、姫路までに４つぐらい国盗りをしてなかなか効率がいい。しかし、目標としていた「淡路」の「対岸盗り」は残念ながら失敗した。

「対岸盗り」とは、このシステムは携帯の位置通報を利用しているようなのだが、電波状態によってはそのエリアをカバーしている基地の電波ではなく、別のエリアの電波をひろってしまうことがあるらしい。現実に私も四国を電車で移動中に対岸の「呉」をＧＥＴしたことがある。で、淡路島へ行かずにすませようと思って、舞子駅で降りて挑戦するも残念。写真は明石海峡大橋である。

一度神戸にもどり、地下鉄にて「有馬」を制圧。ここから、阪急で京都まで行って「龍馬の足跡をゆく」ゲームで新鮮組の「壬生寺」などをＧＥＴしつつ、京都市内制覇。ちょうど時間となったので、「のぞみ」で東京へ。畿内は「柳生」を残すのみとなった。また半分の３００国を突破した。でもこれだけやって半分かという感じ。