イタリア旅行 その1 ミラノまで [旅行]
あけましておめでとうございます。といって、もう9日なのだけど(>_<)
なおかつ、ネタが昨年のものということなのですが、帰国→正月ということで、3連休最終日にいたってしまいました(*_*)ご容赦くださいませ。
昨年、12月21日から30日まで娘とイタリア旅行に行ってきました。娘は声楽専攻の大学3年生なので、一度バックグラウンドを感じるためにもイタリアへ行ってこいとはつねづね言っており、往復の航空券は「マイル」で(せこい!)出してやると偉そうに言っていたのですが、同行者見つからず、お鉢が廻ってきてしまいました。まあ、娘と旅行などたぶんこれが最初で最後でしょうから。
ということで、なるべく安く、とはいえ欧州方面はいろいろ不安も多い時期ではあるので、航空機とホテルは極力安心できるレベルにしょうと思いプラニングしました。今はJTBやHISのホームページで格安エアチケットとホテルの予約が可能です。しかし、イタリアなど一度も行ったことがない(正確には約20年前の新婚旅行でアリタリアのローマトランジットで一泊したことはあるが)ので、シミュレーション結果を頭にいれつつ、最後はHISの店頭で相談させていただいた。結果としては、すべて気持ちいいホテルだったので、多少の手数料がかかってもよかったと思います。
ということで、行きはANA成田発プリュッセル行、ブルッセル→ミラノで。現在イタリアへの直行便はアリタリアしかありません。もちろん直行便のほうが楽で速いのですが、航空会社は多少徳を積んでいたほうがなにかと気持ちよく旅ができるので、今回はスターアライアンスチームにしました。
ということで、初の国際線ラウンジ。軽食や麺類などもあり快適ですね。11時の便なので、抑え目にします。
早速徳を積んだ効果か(笑)
エコノミーが満席とのことで、娘ともどもビジネスにしていただいてました。あくまでもラッキーなので、有難くすわらせていただきました。長いヨーロッパへのプライトも快適でしたね。
食事もワインもとてもおいしかったです。
夜食にいただいたお好み焼き。
着陸2時間前に出された軽い食事。もうブロイラー状態でした。ブルッセル行きは787だったので、長いプライトにもかかわらず喉がカラカラになることもなく快適でした。
で、ブルッセル空港。ミラノ行まで3時間待ちです。入国で前にいた2人組の方はミラノ行の一つ前の便だったのですが、若干到着が遅れたこともあって、結構ぎりぎりのようでした。うちは慣れていないので、このくらい時間があってよかったと思いました。
ミラノで今回宿泊のスターホテルアンダーソン。チェーンのようですが、朝食もおいしく気持ちのいいホテルでした。ブリュッセルからの飛行機が約1時間遅れたため、到着が12時近くになってしまい、駅近じゃなかたらやばかったです。
翌朝、とりあえず大聖堂へ。地下鉄は頻繁に使いそうなので48時間乗り放題切符を買いました。便利なのだけど、時々反応しないことがあって、のちに結構困りました。
クリスマスの時期なので大きなツリーがあります。
側面から。朝はちょっと霧がかかっていたのですが、晴れてきたようです。
切符を買って中に入ります。切符はいくつか種類があって、大聖堂に入るだけなら2ユーロ50セント(だったかな)今回、屋根へエレベータで上がれる切符を買いました。
まわりでは、クリスマスマーケットをやっています。
結構いいながめでした。
で、翌日チケットを取っているスカラ座の下見。
明日は「蝶々夫人」です。
町を歩いていると「ファッツオリ」のショールームがありました。このピアノは現在住んでいる幕張ベイタウンのホールに設置されているピアノで、日本でもそれほど多くないと聞いています。寄ってみればよかった。
こちらは、ミラノ音楽院のようです。
夜は「最後の晩餐」を見に行きました。こちらは予約制で保護のため入場者数も限られているため、日本から代理店を経由して予約していきました。まあ、ざっと3倍くらいかかりますが、ぜひとも見たいというのであればそちらがおすすめです。私たちが行ったときも「last dinner」のチケット求むというバックパッカーがいましたが、ちょっと入手は困難でしょう。
フラッシュを焚かなければ撮影できるようです。ただ、これは私たちの監視員が黙認していたのか、そういう制度なのかはわかりません。
翌日、ミラノ到着3日目は、まずカーサ ベルディーへ。ここは、ベルディーのお墓があり、音楽家の養老院みたいなところらしいです。はいれるのは一流の方だけなんでしょうね。行ったときもピアノの練習が聞こえました。
その後、市立博物館になっているスフォルツェスコ城へ。まあ、こんなところへくると自然に頭の中は「ドラクエ」のBGM(笑)
やはり警戒態勢なのかあちこちで小銃を持った軍人を見ました。こちらはそのほうが安心ではあるのだけど。
夜は、今回の旅の目的の一つであるスカラ座の蝶々夫人へ。せっかくなので張り込んでチケットをとりました。こちらは、HISのミラノ支店にお願いしました。アマデウスなんかにでてくる個室の前列で最高にいい席でした。まあ、このためにスーツと革靴とコートもっていったのだけど。初日だとそれでも浮くのかな。中には着物姿の日本人のご婦人もいらっしゃいました。この日の指揮の「リッカルド シャイー」は自分が高校生のころ、サイモン ラトルらと並んで若手の星みたいな感じで、チャイコフスキーの第5番がすごく若々しい演奏でよかったという記憶があります。今や彼は巨匠(だけどまだ若手)私は、会社員としては最終ゴールが見えてきました(*_*)
オペラ終了後、ちょっとしたトラブルが。地下鉄48時間切符がなぜか反応してくれず、駅員もいないので、やむなく自動機で一番安い切符を買おうとして、ちょっとまごついたところ横から手が伸び、ボタンを…
はい、買ってあげたから1ユーロです。まあ、今回はスリにもあわず、被害といったらこの1ユーロぐらいなのですが、ちょっと悔しい。
翌日は8時すぎの列車でベネチアへ
(続く)